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愛媛県は、少子高齢化、人口減少、生産年齢人口の減少が進行しており、医療・看護の提供に関して、2040年を見据えた地域医療構想や医療計画が見直されています。また、看護ニーズの多様化により、あらゆる場で看護職の専門性の発揮や役割拡大が求められています。このような状況において、地域のニーズに応じた看護を提供していくためには、地域課題の整理、地域連携強化、地域を支える看護職の質・量の確保等が大きな課題です。
本会は、「看護の将来ビジョン~いのち・くらし・尊厳をまもり支える看護」(2015年日本看護協会公表)の実現を目指し、看護を取り巻く課題解決に取り組んできました。令和6(2024)年度は、これまでの取り組みを強化すると共に、「看護師等の確保を促進するための措置に関する基本的な指針」(2023年改定)を踏まえた看護職の質・量の確保を推進し、地域のニーズに応じた看護が提供できるよう課題解決に取り組みます。