研修会開催報告令和5年度保健師職能交流集会 「保健師活動の原点"みて・きいて・つないで・うごかす"に立ち返ろう!」(2023年11月11日開催)
2024年2月7日
研修会名 | 令和5年度保健師職能交流集会 「保健師活動の原点"みて・きいて・つないで・うごかす"に立ち返ろう!」 |
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開催日時 | 2023年11月11日(土曜日)10時~15時 |
講師 | 講義:「ポジティブヘルスで保健師も元気に!~私たちの強みってなんだろう?~」 大阪大学大学院 保健学専攻 公衆衛生看護学教室 教授 岡本 玲子 活動報告:「私たちの"みて・きいて・つないで・うごかす"紹介します!」 松山市役所 保健福祉部保健所 保健予防課 主査 佐伯 佑子 西予市役所 生活福祉部 健康づくり推進課 保健師 薬師神 祥子 むぎゅハウス 代表 高松 有希 |
場所 | 愛媛看護会館 2階 第1研修室(参集・Web ハイブリッド方式) |
参加者数 | 47名 |
研修会を開催して
令和2年度に保健師職能委員会が実施した「保健師による看護職間連携調査」で、保健師が抱えるジレンマや困難感が明らかとなった。これを受けて今年度の交流集会は、保健師活動の原点や強みを再確認することや保健師同士のつながり形成を目的とした。
活動報告では、個別支援から集団支援、施策化の実際と視点を、講義では、保健師活動の歴史、「成解」を導く保健師のワザ、ポジティブヘルスの概念などを学ぶことができた。普段自然と用いている多様なスキルが言語化され、「保健師の強みや、自身の頑張りたいことを今一度見直すことができた」「日頃の活動に自信がわいた」「新たな学びと他市町等の保健師との交流で、元気をいただいた」と保健師自身がエンパワメントされたことがうかがえた。
また、初の試みとして県内の看護学生も参加対象とした。2大学から12名の参加があり「学校の講義では学べないようなことを知ることができた」「保健師になった時に頑張りたいことや身につけたい力などを考えることが出来た」といった声があった。