研修会開催報告令和5年度新人看護職員推進事業

研修会を開催して

　まだまだ暑さの厳しい8月1日より新人看護職員研修　研修責任者・教育担当者研修が開催されました。全5回の研修ですが、4回の研修で専門の講師から新人看護職員研修の立案や評価の仕方、メンタルサポートについてまで学び、自施設の課題についての計画を立案していきます。9月の研修が終了すると、学んだことを生かし、自施設の課題について計画の実施、評価を行います。
　本日は、研修生が自施設で行ってきた研修計画実践の報告会です。季節は2月となり相変わらずインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症が蔓延している中、研修生64名が参加しました。午前中に前年度の研修生3名による「研修受講後の取り組みと現在の課題」の発表があり、報告会で終わりではなく継続することの意義を学べたのではないかと思います。その後、アイランド形式でのグループワークを行い、自施設での取り組みと今後の課題についてディスカッションを行いました。研修生の置かれている環境、課題は様々でしたが、自施設の課題をどう解決したらいいか真剣に考えており、とても活発な意見交換ができていました。発表や講師の野本先生からのコメントに対して、皆さん頷きながら、メモを取りながら聞かれており、課題解決の糸口が見つかった方もおられたのではないでしょうか。
　この研修会・報告会をきっかけとして、これからさらに自施設に沿った研修計画・評価へ変更しながら継続してもらえたらと思います。
（新人看護職員研修推進協議会　委員　松山ベテル病院　岡本宏美）