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リソースナース人材活用・人材派遣研修
リソースナース活動実績
看護職員人材派遣研修(2024年7月5日開催)

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リソースナース活動実績看護職員人材派遣研修(2024年7月5日開催)

研修名 認知症看護
開催日時 2024年7月5日(金曜日)17時~18時
開催施設 福角病院
講師所属・領域・氏名 松山べテル病院
認知症看護認定看護師
井上 美佐子

活動報告

参加者

46名

アンケート結果

  • 大変満足35.6%、満足55.6%、合計91.2%と満足度は大変高い。
  • 「現場での看護ケアにすぐに役立つ内容であり、症状に応じたケアが実践できるように努めたい」「明日からすぐ実践できることも多く、自分の言動を見つめ直して患者様と関わっていきたい」といった声が聞かれた。

研修内容・感想等

今年の診療報酬改定で「身体拘束の最小化」が全ての病棟で義務化されました。そこで、認知症の基礎知識・対応に加えて、認知症の人の転倒転落予防について講義しました。

打ち合わせの段階で、日頃どのような場面でジレンマを感じているかお話を伺ったところ、血管性認知症や高次脳機能障害に関するものが多い印象だったので、それらの内容を多く取り入れました。
また、急性期と慢性期では看護体制や看護業務も異なるため一概に「身体拘束最小化」といっても抱えている問題は異なります。慢性期では、患者さまの病状は安定していますが、だからこそ既に行っている身体拘束の評価が難しいという特徴もあります。
普段私は障害者施設等一般病棟で勤務しているので、私がいつも意識していることやチームで取り組んでいることなど実践的な内容を織り交ぜながらお話しさせていただきました。

「尊厳」と「安全」両方を守るためには、患者さまをよく観察して、患者さまを理解すること、そして丁寧な関わりが必要です。本人本位のケアが増えるようにと願って講義したので、研修終了後に「認知症看護って看護の本質の部分ですね」とお声掛けしていただいたことが大変嬉しかったです。

これからも認知症看護に携わる方が看護の意義を感じることができるよう努力していきたいです。

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