リソースナース活動実績看護職員人材派遣研修(2024年9月27日開催)
2024年10月11日
研修名 | 入所者の急変に対応するBLS |
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開催日時 | 2024年9月27日(金曜日)14時~15時 |
開催場所 | 高齢者総合福祉施設ゆうりん苑 |
講師名 | 市立大洲病院 救急看護認定看護師 向井 直基 |
活動報告
参加者
16名
アンケート結果
- 大変満足18.8%、満足62.5%、合計81.3%と満足度は非常に高い。
- 「わかりやすい内容で勉強になった」「急変を経験したことがないスタッフや急変がわからないスタッフに対して異常か正常かの基本的な最低限の観察点や、初歩的対応をわかりやすく説明していただけた」といった声が聞かれた。
研修内容・感想等
内容については、高齢者の急変対応について、座学および実技のご希望がありました。
まず、高齢者救急の特徴や、急変予兆、緊急性の判断のために必要な観察を説明させていただきました。
次に、急変対応として、誤嚥、窒息や転倒患者の対応と、いざという時の救急受診時の情報整理の仕方についても説明いたしました。
最後に、BLSについて、レサシアン(蘇生訓練用人形)を用いて、一次救命処置を体験していただきました。
時間がタイトであったため、数名の希望者の方に実演していただき、共有することで理解を深めていただきました。
AEDについては、施設様のものを実際に取りに行っていただき体験することで、よりリアリティを高め、物品を確認点検する必要性をお伝えしました。
参加者の皆様は、非常に熱心に参加していただき、終了後の質問も複数いただきました。
BLSの細やかな手技の確認や、実際の過去の体験などから今後どうすべきかといった内容でした。それぞれお答えし共有することで、参加された皆様が今後の患者対応について向上できるよう努めました。
こういった研修を行うことで、それぞれの施設様の背景や状況を確認でき、参加者皆様の反応から、救急看護認定看護師として、地域に貢献できる喜びを感じました。
今後も研修に関わっていけるよう、研鑽を重ねていきたいと思います。